研究内容

About

使命 Mission Statement

本講座は、実地疫学の視点と科学的手法に基づき、地域および職域における健康課題の解明、介入、評価を通じて、公衆衛生の向上と健康危機管理体制の強化に貢献します。感染症・非感染性疾患を問わず、予防の重要性を重視し、地域社会、自治体、医療機関と連携して実践的な知と人材を育成します。

将来像 Vision

「現場に根ざし、世界を見据える実地疫学の拠点」として、あらゆる健康課題に迅速かつ的確に対応できる専門人材を育成し、地域から国際社会に向けて信頼される教育・研究・実践のハブを目指します。

感染症対策、予防接種政策、産業保健、母子保健、メンタルヘルス等の幅広い分野でエビデンスを創出し、持続可能な健康社会の実現に寄与します。

About Us

本講座は、地域および職域における人々の健康課題を的確に把握し、介入策の立案・導入・評価を通じて健康の維持・向上に貢献することを目指しています。とくに、実地疫学(Applied Epidemiology)の考え方と手法を活用し、現場に根ざした科学的アプローチを展開しています。

また、公衆衛生・感染症危機管理分野では、2009年のインフルエンザパンデミックやCOVID-19の流行を教訓に、感染症危機に迅速かつ効果的に対応できるサージキャパシティの拡充と、対応を統括できる人材の育成に取り組んでいます。三重県をはじめとする関係機関との連携を通じて、地域の実情に即した実践的な教育・研究活動を展開しています。

実地疫学は、19世紀の英国医師ジョン・スノウによるコレラ流行調査に端を発し、人・場所・時の視点からアウトブレイクの原因解明や再発防止に貢献してきた分野です。現在では感染症にとどまらず、母子保健、メンタルヘルス、交通事故、職場の安全など、多様な健康課題に応用されています。

本講座では、こうした実地疫学の手法を中心に、公衆衛生・産業医学におけるさまざまな課題に対して調査・研究・介入を行い、将来の公衆衛生・社会医学分野を担う実践的な人材の育成に努めています。

さらに、疾病の「対応」とあわせて「予防」にも重点を置いています。なかでも予防接種に関する研究成果は、三重県から多くの定期接種化を実現し、多数の命を救う実績を残しています。今後はその伝統を継承しつつ、学生、自治体関係者、医療従事者への教育にも力を注いでいきます。

最後に、公衆衛生や感染症予防を考えるうえで欠かせないのがグローバルな視点です。本講座では、国際保健活動への学生の参加や留学生の受け入れなどを通じて、世界の健康課題にも対応できる視野と実行力を備えた人材の育成を目指しています。